東京のホテルに赤いバラの花が

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ホテルのロビーに赤いバラの花が飾ってあった。黒褐色のテーブルに置かれていたバラの花、間接照明で、少し光を落とした部屋はまるで美術館のようであった。赤いバラの花が、キャンパスの油絵のようにきれいであった。

花はそれぞれに美しい。花を美しいと感じる心は、花を愛する心があるからである。ただ花が鮮やかで美しいからきれいと感じるのではなく、花の心を感じるからきれいと思うのだと思う。表面の美しさと、内面の美しさはなんにでもある。陽明学の中に、「心即理」という教えがあるが、すべてにおいて心が最も大切なものであるというのだ。美しいと感じる心の中に、愛や優しさが備わっている。「知行合一」という言葉があるが、まさにそういったことをいっているのだろう。



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